導入事例

導入事例

角川春樹事務所 様
商品点数の多さから煩雑になりがちな重版検討を
独自機能を追加することで使い勝手良く効率的に改善!

角川春樹事務所 様

角川春樹事務所 様

創立 1995年9月

従業員数 66名

所在地 東京都千代田区九段南2-1-30 イタリア文化会館ビル5階

事業内容 出版事業(単行本, 文庫本, 雑誌) マルチメディア事業全般   映画, ビデオの企画制作

角川春樹事務所は1995年の創業時に日販テクシードの出版社システムを導入した。同社営業部の相沢美帆次長は「曖昧で複雑な在庫の出入りや伝票の処理、さらに業界の商習慣の細部まで熟知しているので安心して任せられる。さらにカスタマイズが容易の上、担当者による細かいケアも魅力です」と語る。
とりわけ同社での評価が高いのは「重版申請書作成システム」。年間約100点の新刊を発行し、1300点以上の既刊が稼動する同社にとって重版決定のためのデータ作成はきわめて繁雑な作業。以前、担当者は資料作成に追われていた。システムの導入により書名毎に、在庫数、直近1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月の純出庫数(総出庫マイナス返品)、初版部数、総製作部数が瞬時に分かるようになった。これにより重版対応が大幅に早まり、速やかな商品搬入に繋がっている。
日販テクシードの「出版社システム」は取次に対する納品伝票、返品伝票の発行から請求・入金管理及び在庫の管理までを一元的に処理可能にする「取次管理システム」のほか、「直販管理システム」「定期購読者管理システム」「印税管理システム」「オンライン受発注システム」「検品データ取り込み」「受注入力管理システム」「書店実績管理システム」「製作原価管理システム」を基本的なラインアップとしているが、出版社側の要望を第一に考え、使い勝手の良い独自システムにカスタマイズしている。
『月刊ポップティーン』や『月刊ブレンダ』などの主力雑誌を抱える角川春樹事務所では、今年6月には新たに日販テクシードの広告管理システムを導入。これにより、雑誌ごとのスペース管理が容易となり、広告枠受注状況の的確な把握が可能となった。
「広告システム」では、誌名・号数・代理店・クライアント別の受注・売上の推移やクライアントの業種ごとの実績をパソコン上で簡単に見ることが出来る。代理店やクライアントなどへの新規開拓時にも、顧客のニーズに合わせた提案型営業活動が行えるため、「広告システム」を単独で使用している出版社も多いという。 日販テクシード・PS事業部の今野良一部長は「出版社によってニーズはいろいろ。要望には最大限対応していきたい。現状のシステムに少しでも不満があれば、何なりと相談をして欲しい」と語り、出版社を陰から支えることに意欲を示している。 (新文化 2006年12月14日号より抜粋)