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Processingはじめてみました

こんにちは。コンサルティングサービス本部 野村です。

今回は、以前から個人的に興味のあったProcessingを
はじめてみたので、ご紹介したいと思います。

 

Processingについて


Processingとは、プログラミングを用いてデジタルアート表現を可能にする
オープンソースプロジェクトで、基本的にはJavaを使って記述します。
比較的簡単に、おもしろい視覚効果を実現することができます。
 
似たようなものに、openFrameworksやCinderなどもありますが、
まずは一番手軽そうなProcessingから始めてみることにしました。
 
about-1x
 
Java以外にも色々なモードを追加することで、PythonやJavascriptで
記述できたり、Androidにも対応しています。
 
ですので、作った画像をWebブラウザやスマホ、Pepperのタブレットなどに
表示することが可能です。

 

たったこれだけのコードで、

void setup(){
  size(500,500);
  background(250);
  frameRate(10);
}
void draw(){
  ellipse(mouseX,mouseY,mouseX/3,mouseX/3);
}

このような変わった表現ができます。

simpleArt

 

はじめ方


こちらからProcessingをダウンロードします。

※Windows版、Linux版、Mac版があるので
 お使いのPCの環境に応じてダウンロードしてください。
 
ダウンロードしたファイルを解凍すればインストール完了です。
フォルダの中のprocessing.exeを起動します。
 
上記のコードを記述して再生(実行)ボタンを押すと
別のウィンドウが開いて実行結果が得られます。

 

簡単な実装


弊社ロゴの描写と、それに対するアニメーションを付けてみました。

nctlogo

もちろん、3Dオフジェクトも扱えます。

こちらで色々な作品を見ることができます。

すごいです。

 

最後に


次のバージョンで”Google Cardboad”に対応する予定だそうです。
 

Introduction to Cardboard

Get started with Google Cardboard to write VR apps using Processing.

(This tutorial is applicable only to version 4+ of the mode)

grid_and_boxes

 
弊社でも最近VR技術に対する取り組みが始まっており、
Processingを使って何かおもしろい表現ができればと思います。