
こんにちは。インテグレーションサービス本部の高倉です。
私は、2013年に育児休暇から仕事復帰し、現在は育児短時間勤務と週2回の在宅勤務を利用して仕事を続けています。
仕事内容としては、システムの開発・保守を行っています。またPL・PMとしてプロジェクトを担当することもあります。
今回は、在宅勤務でどんなツールを使って仕事をしているのか、在宅勤務のメリット/デメリットについて、レポートさせていただきます。
在宅勤務のルール
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就業時間
8:00~20:00のうち定められた勤務時間。
私の場合は育児短時間勤務をしているので上記の時間の中で6時間勤務となります。 -
出勤日
事前に上長と打合せして決定。
最低週1回は出社することとされている。
私の場合は、現在は、週2回(火・木)は基本的に在宅勤務としています。
※保育園の保護者会があるときなどは、午前中は在宅勤務をして午後半休という使い方もあり。 -
業務の開始と終了
①開始
メールで上長に業務の開始・今日の予定を連絡。
※又は前日の終了報告メールで予定を連絡。
②終了
メールで上長に予定に対する実績・コメントを報告。
予定より遅れている場合は原因とリカバリーの見込みを報告。
仕事環境
- 会社支給のノートPCを使用
- AnyconnectVPN
- Googleハングアウト
- PuTTY(SSHポート転送)
AnyconnectVPNとは
SSL(Secure Socket Layer)を利用したリモートアクセスVPNのことです。
インターネットに接続されている端末から、NCT社内NW内へリモートアクセスをすることが可能になります。
NCTでは、Cisco社のAnyconnectアプリを使用しています。
端末認証は証明書、ユーザ認証はドメインコントローラにて行っています。
証明書の有効期限は“1年間”となっているので、不必要にいつまでも使い続けるということはできません。
Googleハングアウトとは
Googleが提供しているコミュニケーションツールです。
LINEのようにチャットやグループチャット、ビデオ通話、音声通話などが利用できます。
ハングアウトは、Androidスマートフォンには標準搭載されており、iPhoneでもアプリをインストールすれば使えます。
もちろん、PCでもアプリをインストールすることにより使えます。
ハングアウトによって、
- 状況の確認
- 仕事上のちょっとした質問
といったことが気軽に行えます。
込み入った話になりそうな場合は音声通話が行えます。
また、あらかじめ時間帯を決めて打合せをしたいときには、ビデオ通話も行えます。
画面共有もできるので違和感なく打合せに参加することができます。
以上のように、ハングアウトを利用することにより、自宅でも会社にいるようにコミュニケーションが行えます。
PuTTYとは
SSHを使い、サーバーへリモート接続を行うためのクライアントソフトです。
SSHには、ローカルコンピュータおよびリモートコンピュータの任意のポートに対して要求されたTCP接続を、
ネットワーク上の別のコンピュータに転送する機能が備わっています。これをポート転送と呼びます。
社内LANからでないと接続できないネットワークにあるサーバーには、社内にあるサーバーを踏み台にして、
SSHポート転送機能を使って自宅からの接続を可能にしています。
在宅勤務のメリット/デメリット
在宅勤務のメリット
- 通勤時間が削減され、帰りの時間を気にせず仕事ができるようになる。
- 通勤による疲れが軽減された分、仕事に集中でき生産性が上がる。
- 保育園の行事に参加してからでも、仕事ができるようになる。
- 保育園のお迎えが早くなり、子どもと過ごす時間が増える。
- 小1の壁(育児時短時間勤務は子供の就学前まで)など、仕事継続への不安が解消される。
- 電車が動かなくなったときや、家族が感染症にかかり自宅待機となっても、仕事ができるようになる。
在宅勤務のデメリット
まとめ
どこで仕事をしていても、成果物の質が変わる要因とはなりません。
逆に、通勤時間を気にせず仕事に集中できるため、作業効率があがると思います。
ただし、チームメンバーに不満・不安を感じさせないように、コミュニケーションをとることが大切です。
在宅勤務であっても、各ツールを活用しチームメンバーとのコミュニケーションを密にとれば、
プロジェクトマネージャーにも挑戦できますので、今後も在宅と会社の垣根を感じさせない仕事をしていきたいと思います。