
ごきげんよう、はじめまして。コンサルティングサービス本部のじんぐうじです。
弊社では世間の波に乗り(?)昨年より技術の話を中心とした社内カンファレンスを行っています。
本日は、先日行われた2回目の様子を簡単にお伝えします。
今年は外部のスピーカーを招致することで違った雰囲気を出そう、ということで株式会社クレスコ様よりお2人のゲストにご協力頂きました。
プログラム
タイトル | スピーカー |
---|---|
私の考えるみらいと今できること | 株式会社クレスコ 丸山様 |
ITS検証環境サーバ購入計画が雲散霧消したのでテスト環境を自力でつくる | NCT 野口 |
Seleniumはイカがですが? | NCT 原 |
統計学でデータ分析のはじめかた | NCT 小倉 |
electron | NCT じんぐうじ |
システムエンジニアは本当にデザインができないのか | NCT 栗山 |
第2回IBMWatson日本語版ハッカソンに出場してみた | 株式会社クレスコ 江澤様 |
言葉をおぼえるコンピュータ | NCT 芳賀 |
Mugbot × bot | NCT 野村 |
「私の考えるみらいと今できること」 株式会社クレスコ 丸山様

「みらいは明るいか?暗いか?」「人類はあとどれくらい栄えるのか?」という問いかけから始まり、
ミチオ・カク博士のこの先の産業や生活の変化の予測に触れ、その後の未来を考えてみる、といった内容でした。
最終的には地球という惑星上の資源の制限などにより人類は軌道エレベータで宇宙へ…といった展開で、
SF好きな方の魂が震えていたと思います。
「ITS検証サーバ購入計画が雲散霧消したのでテスト環境を自力でつくる」 NCT 野口

検証用の物理サーバを購入する予算が削られたことによる悲痛を感じさせてくれるセッションでした…
ローカルマシンでのVagrant使用の紹介や、VirtualBoxとVMwarePlayerの比較等が中心に、ハマりポイント等を交えた体験談を話してくれました。
開発中心のエンジニアはこのあたり弱いメンバーもいたためにとても参考になったかと思います。
「Seleniumはイカがですが?」 NCT 原

Selenium/の紹介と簡単な使い方を、こちらもハマりポイントの対応の仕方を交えながら話してくれました。
ダイアログの処理でハマったことからブラウザ外の操作を自動化するSikuliX
の話題まで広がり、
今後のUIテストを行う際の参考になる内容でした(SikuliXは弊社内ではまだあまり広まっていなかったので)。
ちなみにSikuliXはこちらの記事でも紹介しています。
SikuliXを使ってみる(1)
「統計学でデータ分析のはじめかた」 NCT 小倉

統計の基礎を説明してくれたセッションとなります。
基本統計量の計算方法やその可視化、回帰式による予測といった内容を話してくれました。
ビッグデータやマシンラーニング等扱うケースも増えていくことが予想されるので、このあたりの知識が少ないメンバーにはとても勉強になる内容だったかと思います。
「electron」 NCT じんぐうじ

electronというものを使用して簡単なマルチプラットフォームアプリケーションを作成した体験談をお伝えしました。
ついでにReact、ES6、webpack
とその他諸々を使ったのですが、全て初めて使用したので大変だった気持ちも合わせてお伝えした次第です。
「システムエンジニアは本当にデザインができないのか」 NCT 栗山

エンジニアでも頑張れば業務アプリケーションのデザインくらいできる!という熱い思いを語ってくれました。
レイアウトや配色の簡単なポイントを説明してくれる内容となっており、僭越ながら「あ、わたしもちょっとできそう」なんて思ってまんまと術中にハマってしまっていました。
とはいえある程度努力をすれば今よりは確実にマトモなものができるなと思ったのは確かです。
「第2回IBMWatson日本語版ハッカソンに出場してみた」 株式会社クレスコ 江澤様

日ごろからお付き合いさせて頂いている、株式会社クレスコの江澤様によるセッションでした。
ハッカソンの面白さを語って頂き、経験のないわたしも「機会があればやってみようかしら」と思ったのですが、大変さも合わせて語っていただいたので何とも複雑な気持ちになりました。
なんと決勝進出!アイディア賞受賞!されたとのことで、下記リンクにてその詳細をお伝えされておりますので、ご興味のある方はご覧くださいませ。
IBM Watsonハッカソン に出場しました~ハッカソン編~@CRESCO Engineers’Blog
「言葉をおぼえるコンピュータ」 NCT 芳賀

「商品マスター内に登録されている商品を説明する文章をもとに「ある商品と似てる商品群」を抜き出せたら便利だね」という思いを発端に、word2vec
の紹介や検証した結果等を語っていただきました。
ベクトルの簡単な説明で高校数学を彷彿とさせてくれたり、機械学習の基礎で眠くさせてくれたりしたのですが、デモは実際にjupyterでインタラクティブにWord2vecを動作させてくれたので目が覚めました。
「Mugbot × bot」 NCT 野村

OSSのソーシャルロボットであるMugbotの紹介から始まり、音声の入力機能や人口無能での応答を実装したり音声入力でWebAPIを叩くなどの魔改造っぷりを発揮してくれました。
ちなみに人口無能には名言をいっぱい食べさせたとのことで、なんとも哲学的なお返事をしてくれるMugbotさんでした…
最後に弊社が所有しているPepperとの掛け合いを実演したりしたことでオーディエンスの興味をかっさらって行きました。
あとがき
簡単にご紹介しましたが、このうちのいくつかはこのBlogでスピーカー本人から個別に記事を書いて頂く予定です!
また、弊社スピーカーセッションで気になる内容等御座いましたらお問い合わせくださいませ。