ENGINEER BLOG

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ビジネスアイデアはこうやって生まれる

はじめまして。
イノベーション本部の大本(おおもと)です。

小学生の頃の将来の夢は「宇宙飛行士」。
視力が(学力も体力も)足りずに諦めましたが、今でも宇宙に行きたいです。
見たことのない世界を見てみたい。

そんな夢と野望に満ち溢れた大本は、
「テクノロジーを使って世の中を変えていく」
そんなビジネスアイデアを日々考えています。

今回は、イノベーション本部が新しいビジネスを創造するときに行う
「アイデア出しの方法」 を少しだけご紹介します。

1.毎日、身の回りの課題・解決方法を考える

自分の身の回りで起きている課題、問題を具体的に書いてみる。

課題はなんでもいいです。
身近なことでも、ニュースで見た社会的なものでも。
「信号待ちが長くて退屈」「電車が時間通りに来ない」「隣人の騒音が気になる」…
「幼児虐待に気づけない」「ごみを減らしたい」…

その課題をなるべく具体的に書いてみます。

次に、その課題をテクノロジーで解決できないか考えます。

ポイントは、自分(自社)ができるかどうかはいったん無視することです。
「データがないから出来ない」「技術がないから無理」など
最初から諦めるのはNG。
「どこかの天才頑張れ」くらいのテンションで解決案を考えます。

2.4コマ漫画を描く

お絵描きタイムです。
考えた解決案を絵にしてみます。 手書きでOK!

  • どんなサービス?
  • サービス利用前後で何がどう変わる?
  • それっていつ使うの?
  • そのサービスの夢、野望はある?

これを書いていきます。
たとえば、こんな感じ。 ※普段は手書きですが、ちょっと頑張ってみました。

gazo_01

3.4コマ漫画をもとにチームでディスカッション

4コマが完成したらチーム内に共有します。

  • 実現するとしたら、誰にどう相談する?
  • 誰かお金払ってくれるかな?
  • 自分たちでできそう?
  • データはどう集める?
  • 他にやっている企業はある?
  • 私たちがやる価値ってなんだろう?

などなど、「ビジネスにすること前提」で前向きに話します。
これは後々のリーンキャンバスに繋がります。

リーンキャンバスとは…
ビジネスモデルを9つの要素に分けて考えるフレームワーク。

先ほどの4コマ漫画をもとにチームでディスカッションした結果、

  • グループ内で映像に関わる部門に相談してみるのはどうか
  • ピントやブレは画像認識で判断できそうだけど、構図の良し悪し判断は何を学習させると良いか
  • SNSと連動させると普及するかもしれない
  • カメラアプリとしての機能ではなく、スマホの標準機能にほしい
  • カメラアプリとして普及させ、将来的にスマホ標準にしていくのが現実的

という意見が出ました。

「夢物語だね。笑」 で終わることも多々ありますが、
これを毎日繰り返していくうちに、実現に移せそうなテーマがでてきます。

まとめ

以上、簡単ではありましたが、アイデア出しの1つのやり方をご紹介しました。
アイデアの出し方に正解はない、と私は思います。
会社によりけり、人それぞれ。

もし、ビジネスアイデアが出ない…と困っている方がいれば
是非4コマ漫画手法を試してみてはいかがでしょうか。