ニュースリリース
新型コロナウイルス感染症対策、ロボット「こくり」の『呼びかけアプリ』を利用した取り組みが高知新聞に紹介されました
2020.08.17
掲載情報
日販テクシード株式会社(代表取締役社長:藤澤 徹、略:NT)が独自に開発したタブレット一体型ロボット「こくり」を利用した『呼びかけアプリ』による新型コロナウイルス感染症対策の取り組みが、高知新聞 7月17日号朝刊に紹介されました。
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■図書館職員様からのご感想
「図書館は不特定多数の方が来館され資料や機器に触れることが多いため、アルコール消毒の徹底が必要です。今回「こくり」を入口からカウンターまでの無人の通路に設置して、来館者様へ消毒の呼びかけを行うようにしました。繰り返し呼びかけを行うことで来館者様も足をとめ消毒に協力いただけました。利用した『呼びかけアプリ』はタブレット画面で簡単に設定できるため、消毒だけでなく七夕のイベントなどその時々の案内を加えることで、施設への親しみをもってもらうことにもつながり利用の幅を感じました」
■四万十市立図書館様で利用いただいたセリフ一例
①「こんにちは、四万十市立図書館へのご来館ありがとうございます」
②「僕の名前はこくりです。現在新型コロナ感染対策行っています」
③「入館の際はマスクの着用と手の消毒をお願いします」
④「僕は7月末まで期間限定の館長としてここでお仕事をします」
⑤「7月7日まで七夕の笹を置いています。短冊にお願いを書いていってね」
■「こくり」とは
基本情報
みんながプログラミングすることでロボットが完成することから生まれた「Co-Creation」(共創)が由来のAndroidタブレットと連動するロボットです。タブレットに導入したアプリを操作するだけで、発話、動き、画像表示の組み合わせで多様な表現ができます。パソコンにつないで利用ニーズに合わせたアプリの作成も可能です。
プログラミング教育向けロボットとしての利用も進んでおり、東京都プログラミング教育推進校に指定されている公立小学校をはじめ、都内の私公立小中学校や図書館におけるワークショップなどで利用されています。
ご利用いただいた『呼びかけアプリ』について
現場スタッフがパソコンを使わずに簡単に設定できる機能が欲しいというニーズから商品化を検討しているアプリです。タブレットでセリフと動きを設定することができ、設定内容のとおり、繰り返し作動します。今回ご利用いただいた四万十図書館様の事例のように、注意喚起やイベント告知などで一般的な掲示物より注目を集めることができます。
■「こくり」の詳細
https://techceed-inc.com/solution/robotics/
■本件に関するお問い合わせ
日販テクシード株式会社
ソリューション事業開発本部 事業推進部 明神・小山
TEL:03-5280-7717
MAIL:edu@nippan.co.jp